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わかったつもりでいたけれどほんとうはわからなかったこと。

読書。独学ヨガ。ミニマリズム。わからないことだらけ。

スピッツの新アルバム「醒めない」の感想。ジャケットの動物ってつまりは…。

リリースから1ヶ月も経ってしまったけれどやっと聴けました。

先行シングルの「みなと」が名曲すぎたからアルバムも期待していたけどやっぱり期待どおり良かった。「みなと」はもちろん、表題曲の「醒めない」も最高で、スピッツまだまだやる気満々だな!ほんとありがとう!という感じだった。

任せろ 醒めないままで君に 切なくて楽しい時をあげたい 

M1「醒めない」より

「任せろ」という、スピッツにしてはちょっと珍しく男気?のある言い回しがなんだかすごく頼もしくて安心する。そう、安心なんだな、スピッツの音楽って。人を奮い立たせたり、悲しくさせたり、楽しくさせたり、そういう曲もあるけれど、生きていれば日々沸き起こざるをえない、無数の激しい感情に疲弊してしまいそうなとき「そういうこともあるよ」と言ってくれる。村上春樹的な言い方をするならば、「上着の内側に小さな子犬をひっそり抱いているような」そんなあたたかい肯定感と安心感。あるいは膝の上で昼寝する猫を撫でるような。なんかモフモフした動物と触れ合う感じなら何でもいいのだけど。

動物、といえばジャケットデザインもとても良い。

醒めない(通常盤)

この動物はいったいどういう存在なんだろうなーと少し考えたところで、上で書いた「スピッツの音楽ってモフモフした動物みたい」という僕の勝手な思いを当てはめると、

このでっけー動物はよーするに、スピッツそのものなんだッ!

 という結論に至った。女の人、耳くっつけてるし。彼女が何を聴いてるかって、たぶんこのモフモフ動物(=スピッツ)の鼓動を聴いている。つまり『鼓動の音=スピッツの音楽』ということなんだ。

そして歌詞カードの中には、このモフモフ動物=スピッツの赤ちゃんとも思えるカットがあります。

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かわええー。

これはおそらく、駆け出しのころのスピッツの姿なのではなかろうか。「醒めない」の歌詞を引用するならば『カリスマの服真似た 忘れてしまいたい青い日々』の頃のスピッツ

25年以上が経ち、あの頃の小さな生き物は、まるでネバーエンディングストーリーのファルコンを彷彿とさせるのような、優しそうで、でも威厳と落ち着きのある大きな生き物に成長しましたよと。そして『さらに育てるつもり』と歌ってくれる。

 ……こんな自己満なこと書いてますけどね、片手間にこのモフモフ動物についてググったら、先日タワレコ渋谷店で行われた『醒めない展』に登場した草野さんが、

 

「あの動物の名前は?」という質問に対して「名前は”モニャモニャ”です」と答えてた!

 

モ、モニャモニャかー、へえ、かわいいやん……まあ、想像するのは自由だから。確かにM9「モニャモニャ」の歌詞見ればそうなんだろうなと想像はつくわけですけどね。そういえば、かのMr.Childrenは己たちを「ポップザウルス」と称して、ポップミュージックを背負った絶滅危惧種として表現していた。それにたいして「モニャモニャ」て…。まあそれぞれ、らしくて良いなあ、ということで。

ちなみにまだ2聴しかしてないけど、好きなのはM3の「子グマ!子グマ!」です。

幸せになってな ただ幸せになってな

あの日の涙がネタになるくらいに

2回言う感じが良い。

 

とにかく名盤だと僕は思います。しばらくはヘビロテになりそう。スピッツありがとう。

YouTube

 「みなと」の感想はこちら↓

スピッツ新曲「みなと」を聴いて思った事。 - わかったつもりでいたけれどほんとうはわからなかったこと。